失踪者/カッサンドラ: 池澤夏樹=個人編集

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河出書房新社, 2009 - 560 pages
故郷プラハを追われた青年は、剣をもつ自由の女神に迎えられ、ニューヨーク港に到着する。しかし、大立者の伯父からも放逐され、社会の底辺へとさまよいだす。従来『アメリカ』という題名で知られたカフカ3大長編の一作を、著者の草稿版に基づき翻訳した決定版(『失踪者』)。自国の滅亡を予見した王女カッサンドラは、だれからも予言を聞き入れられぬまま、歴史を見守ってゆく。自らの死を前にして女性の側から語り直されるトロイア滅亡の経緯。アキレウス、アガメムノン、アイネイアス、パリスら、ギリシャ神話に取材して展開される壮大な物語(『カッサンドラ』)。20世紀を代表する2人のドイツ語作家の傑作を収録。

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