銀行貸出の経済分析

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東京大学出版会, 2001 - Bank loans - 292 pages
本書は、1990年代のわが国銀行部門に焦点を当て、特に貸出行動を具体的に分析することを目指したものである。わが国は、バブル崩壊の影響を受けて不況状態が続き、21世紀初頭に至るも回復の足取りは重い。特に銀行が不良債権に呻吟し、その処理が依然として捗々しくないことの影響が大きいとみられ、実体経済活動の大きな足枷となっている。こうした状態を解明するには、バブル期以降に於ける銀行の行動自体の問題のほか、環境の変化や金融当局の行動等を併せ、定量的に分析する必要がある。銀行の将来像を考える場合には、コンビニバンクやe‐bank等がもたらす変化と同時に、銀行が営業店の展開を基礎として活動する従来の方式がどのような意義を持ち続けるのかといった点が問われるところである。本書は、銀行行動を現実の動きに即して分析していくことを試みている。

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