トランスカルチュラリズムと移動文学: 多元社会ケベックの移民と文学

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彩流社, Mar 31, 2006 - Canadian literature - 296 pages
ナショナリズムと多民族化のベクトルが交錯し、文化的変容とアイデンティティの新構築を見せるカナダ・ケベックからの発信。フランス語、英語の二言語がせめぎ合うモントリオールでは、移民が出自の言語を保持する確率が高く、第三の言語と文化が絡み合う、いわゆる文化の“三角構造”が現出している。そうした横断文化的な状況のなか、活力を失わないマイノリティと脅かされたマジョリティとが連帯し新たなコスモポリタニズムを模索している。フランス語で活発な創作活動を展開し、トランスカルチュラルな状況を映しとり、新たなアイデンティティを求める移民作家たち。かつての移民文学の域を超えて、グローバル化のなかで新しい地平をめざすケベックにおける「移動文学」の現状と展望。

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