世界の環境問題, Volume 5

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緑風出版, 2009 - Environmental policy - 523 pages
米国の環境問題で最も大きいのは、核問題と戦争に伴う放射性物質などの有害物質だ。冷戦下での核開発競争で生じた汚染、ベトナム戦争における枯葉剤散布など、米国国内にとどまらない環境への負荷は計り知れない。また、世界最大の工業力と豊富な資源を持つ米国は、さまざまな都市公害と自然破壊を引き起こしてきた。大規模な機械化農業は農薬散布による「沈黙の春」を生み出した。こうした環境問題にレイチェル・カーソンをはじめ多くの市民が立ち上がった。歴代政権の環境政策は、その背後にある軍産複合体、産業界と市民との緊張関係に影響されてきた。ブッシュの時代は、イラク戦争があり、京都議定書からの離脱があった。世界が温暖化防止に動く中で、最大のエネルギー消費国の動向は強い影響を及ぼす。オバマ政権の舵取りはまだ、始まったばかりだ。

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