99年、ありのままに生きて大正・昭和・平成・令和 4つの時代をかけぬけて――「今、生きていてよかったと、つくづく思います」。 デビューまもない36歳のエッセイから、99歳の最後の対談まで。人々に希望を与え続けた、瀬戸内寂聴さんの一生を辿る決定版。 【目次】 1章最近の寂庵から 99歳から次世代への遺言対談・林真理子 今に目を向ければ幸せへの入り口は見つかります 98 歳、書き続けて 災害の多いこの国に生きる 2章恋と革命の小説家 恋愛におけるセールスマンシップためらわず恋愛PR戦に打ち勝て 型やぶり愛情論対談・岡本太郎 離婚慰謝料の経済学 東京を捨てて京都に移るの記 3章決意の独占手記 〝佛の花嫁 〟 になった私の真意 4章小説家として、僧侶として エッセイ・評論編 法は何故無力なのか 婦人公論女性内閣施政方針(法務大臣) 家庭は諸悪の根源 新しい女の求婚の手紙 日々、新しい女になる 対談・鼎談編 こんな相談をしてほしかった対談・宇野千代 激白・未婚の母という生き方私は成すべきことをした対談・柳美里 トシ忘れ凡夫問答女は、 50 歳からがおもしろい対談・阿川佐和子 女も男も美醜を超えて「色気」がすべて対談・野田秀樹 この国には 〝 希望 〟 がないと諦めてしまう前に対談・姜尚中 弱い女はいない。強い男もいない我ら揃って 〝 反骨の日 〟 生まれ鼎談・美輪明宏藤原竜也 先生のいない寂庵の春瀬尾まなほ 瀬戸内寂聴略年譜 【編集部より】 本書は『婦人公論』に掲載されたエッセイ・対談・評論から厳選したものです。各篇の末尾には、掲載号および当時の瀬戸内さんの年齢を記載しています。瀬戸内さんの人生を辿る一助となれば幸いです。 |
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