「日本哲学成立下の真実」: 交流の真実

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七月堂, Sep 9, 2018 - 489 pages
西田と滝沢の交流は師弟関係をその本質とするが、やがてそれはそのままに、滝沢が西田に問い迫る関係に変質した。それだけではない。その問いにおいて滝沢は、西田哲学の不徹底(根本問題)を指摘するのみならず、同時にそれを克服する代案を出してみせた。その理解力を西田本人に認められた滝沢が、西田の生前すでに、本人に面と向かって、どこまでも西田の哲学に内在しつつこれを批判、超克する試みを提出したのである。(中略)西田と滝沢の交流を追って、はからずも凄まじいドラマが見えてきた。本書はその報告にほかならない。このドラマがさしあたり日本思想史において何を意味するのか、それは本書の範囲を超える。しかしそこにはおそらく確かに、三戸が垣間見たスケールに通じる思索の出来事があったのではないか。...

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