不村家奇譚: ある憑きもの一族の年代記

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新潮社, 2021 - 288 pages
「水憑き」の血を受け継ぐ不村家では、数代に一度、生前に躰を「お納め」した子が生まれる。人智を超えた才気を授かることから、一族繁栄の兆しとされていたが、一方その陰では、常に、ある怪異の存在が蠢いていた。「あわこさまは、不村に仇なすものを赦さない」。脚のない天才児、狗神遣いの少女、生首で生き存える双子のきょうだい...。あわこさまの正体、不村家を襲う悲劇との関係とは―。一族に受け継がれる異形の血脈。それは、忌むべき業か、或いは神が与えし恩寵か。頽廃と禁忌が織りなす、危険すぎるホラーミステリ。

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