数学は工学の期待に応えられるのか

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岩波書店, Jul 27, 2004 - 235 pages
工学にとって、数学は道具である。しかし、そもそも工学で期待される数学とは何だろうか。物理学で期待される数学とはかなり違う。工学は、物理のように自然のなかの根本原理を明らかにしようという学問ではないからである。いろんな制約条件のもとで、最適な答えを出すのが工学の目的だ。すなわち、工学は、いわば文脈依存的にならざるを得ないのである。本書によって、工学の中に新たな数学的構造を見出し、新しい学問分野を開拓できる数学研究者群が生まれることを期待したい。

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