国家建設と民族自救: 国民革命・国共分裂から一致抗日へ

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野村浩一, 近藤邦康, 村田雄二郎
岩波書店, Dec 22, 2010 - China - 392 pages
第5巻では、国民革命軍の北伐から、抗日戦争が全面化するまでの時期を扱う。この時期の中国には、どのような政治体制を選ぶべきか、民主政治はいかにして可能か、大衆化へと進む都市文化や困窮する農村社会にいかに向きあうか、といった様々な課題が浮上していた。そして満州事変は、国共対立の状況下で、民族が団結して「抗日」にあたるという重い課題を突きつけた。戦争への危機意識が強まるにつれて、中国の領域や辺彊問題、民族文化への関心も高まってゆく。そうした思想的模索のなかから、「毛沢東路線」とその思想が形成されてくる。「国民革命の展開と動態」「南京国民政府の成立」「満州事変」「民族自救と文化・学術の地平」「毛沢東の戦略と哲学」の五章構成から成る。

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