医療・合理性・経験: バイロン・グッドの医療人類学講義

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モーガン記念講義をもとにしてバイロン・グッドが著した本書は、医療人類学の四半世紀の流れを俯瞰するものであり、その多様な試みと可能性、そして限界までをも考察しようとするものである。著者は、生物医学に収斂するかに見える今日の医学・医療を徹底して疑い、意味を中心とするアプローチ、病いの再現=表象理論、批判的現象学、そして物語論、読者反応論などを駆使しながら、医療や病いを、社会的・文化的・美学的文脈から、異言語混淆的なものとして描き出そうとする。病いや患うことの意味を徹底して問おうとする本書は、批判的思考はもちろん、豊かな臨床知の鉱脈であり、21世紀に架橋するこの分野の記念碑的な著作である。

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