反・仏教学: 仏教vs.倫理

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筑摩書房, 2013 - Buddhist ethics - 281 pages
人間は本来的に、公共の秩序に収まらない何かを抱えて生きる存在である。常識として通用してきた倫理道徳では対応できない問題が起きたとき、そこに見えてくるのは何なのか。“人間”の領域、つまり倫理的な世界をはみ出したところで出会う「他者」、さらにはその極限にある「死者」との関わりを、著者は、古典的な仏教学ではない“現代に生きる仏教”の視座から、根源的に問い直そうとする。倫理を超える新たな地平を示すと同時に、日本仏教の思想的成果を丹念に抽出し、それを広範な哲学・思想史の中に位置づけ、鍛え直した著書。初版刊行後の理論的展開を書き下ろしで加えた、待望の文庫版。

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