情報伝送と符号の理論本書は、情報通信に関連した内容を扱っているが、ハードウェア機器に関連した技術ではなく、ハードウェア機器がそろえられたときに、その中をどのような形式の情報を流通させれば、効率的かつ安全に信頼度の高い通信が可能かという問題を解説したものである。したがって、通信目的が電話であるか、放送であるか、宇宙通信であるかということではなく、また内容が画像データか音声か文書かといったことでもなく、コンピュータの中で扱われる情報とまったく同様に、離散化され、0、1の系列にされた情報を、効率よくかつ安全に送信するためには、どのような符号化技術が開発され、利用されているかという問題について解説している。第7回日本工学教育協会賞「業績賞」受賞。 |
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