戦場のコックたち

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東京創元社, Aug 9, 2019 - Fiction - 542 pages

生き残ったら、明日は何が食べたい?

1944年、若き合衆国コック兵が遭遇する、戦場の“日常の謎”

『ベルリンは晴れているか』の著者の初長編、直木賞・本屋大賞候補作


1944年6月、ノルマンディー降下作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエドら同年代の兵士たちとともに過酷なヨーロッパ戦線を戦い抜く中、たびたび戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、オランダの民家で起きた夫婦怪死事件、塹壕戦の最中に聞こえる謎の怪音――常に死と隣あわせの状況で、若き兵士たちは気晴らしのため謎解きに興じるが。戦場の「日常の謎」を連作形式で描き、読書人の絶賛を浴びた著者初の長編ミステリ。


【目次】

プロローグ

第一章 ノルマンディー降下作戦

第二章 軍隊は胃袋で行進する

第三章 ミソサザイと鷲

第四章 幽霊たち

第五章 戦いの終わり

エピローグ

主要参考文献ほか

解説=杉江松恋

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Review: 戦場のコックたち

User Review  - akrymy - Booklog

20160213 008 Read full review

Review: 戦場のコックたち

User Review  - おったいまん - Booklog

46-3-12 Read full review

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About the author (2019)

1983年神奈川県生まれ。2010年、「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選し、本作を表題とした短編集でデビュー。他の作品に『分かれ道ノストラダムス』『ベルリンは晴れているか』がある。

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