〈ゆらぎ〉の日本文学

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日本放送出版協会, 1998 - Japanese Literature - 318 pages
「日本=日本人=日本語=日本文学」。国家・民族・言語・文化を一体のものとして捉える等式の下に、作りあげられ、制度化された「日本近代文学」。二葉亭四迷、夏目漱石、谷崎潤一郎、宮沢賢治、中島敦...その「伝統」を最も直截に体現していると言われる表現者たちが、自明化したこの等式に抗いながら、むしろ複数の言語・文化の間を「ゆらいで」いたことを明らかにし、「近代文学史」という特権化された領域を懐疑するとともに、単一性神話に呪縛された「日本近代」をも問い直す。

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