飛べないハトを見つけた日から

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徳間書店, 2021 - 240 pages
ある日、十二歳のダリルは公園で、つばさが折れて、飛べないハトを見つけた。ハトの足には、リングがついている。だれかが飼っているレースバトらしい。近所に住む、レースバトを飼育しているダッキンズさんに、どうしたらいいのか相談した。ダッキンズさんは、元の飼い主に連絡して、けがをしたハトはもうレースには出られないから、このハトはいらない、といわれたという。ダッキンズさんにも、飛べないハトは生きている価値はない、といわれ、それならば、自分がこのハトを飼おう、とダリルは決意する。反対する両親を説きふせ、ハトの小屋を用意し...その日からダリルは、ハトの世話はもちろん、学校の勉強にも熱心に取り組むようになった。しかし、ハトの前の飼い主の息子の上級生に目をつけられ、いじめが始まり...?一羽のハトと出会ったことから、世界がぐんぐん広がっていく少年の姿を生き生きとした筆致で描いた、カーネギー賞特別推薦作品。小学校中・高学年から。

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About the author (2021)

1954年地中海のマルタ島に生まれ、後にイギリスへ移り、中部の都市レスター、北西部の都市ボルトンで育つ。ヨーク大学で生物学を学んだ後、レスター大学前臨床科学部で働く。十代からシンガーソングライターを目指すが、39歳のときに児童文学の公募のために書いた子どもの物語が出版社に認められ、1994年“AHoleatthePole“(未訳)でデビュー。現在までに約30冊の子どもの本を出版している。邦訳作品に「龍のすむ家」シリーズ(竹書房)がある。

国際基督教大学教養学部卒業。訳書に「ヒックとドラゴン」シリーズ、『11号室のひみつ』(共に小峰書店)、『目で見る進化ーダーウィンからDNAまで』(さ・え・ら書房)、『オリガミ・ヨーダの研究レポート』(徳間書店)などがある。

1987年、千葉県船橋市生まれ。2010年、東京農工大学農学部、植生管理学研究室卒業。2012年、アングリア・ラスキン大学ケンブリッジスクール・オブ・アートの絵本や児童書の挿絵を学ぶ修士のコースを卒業。日本ワイルドライフアート協会会員。絵本に『じょやのかね』「さくらがさくと」(共に福音館書店)他。

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