戦争と教科書: 国民総マインド・コントロールの謎

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かもがわ出版, Apr 10, 2000 - Education - 63 pages
敗戦後、戦時教育の一切が廃棄され、修身・日本歴史・地理の授業を停止して、とりあえず『教科書の墨塗り』から、即席の平和教育が出発したとき、著者は女学生でした。その立場で『高等女学校史序説』(1988年刊)をまとめた続きで、全滅を目前にしても戦い続けた『強兵』と、戦禍に喘いでも『戦争はイヤダ』と言わかなかった不思議な日本人は、どんな教育を受けてきたのかと思い、明治の学制以来の小学教科書をあれこれ読んで見ました。ところがです。時代が進むにつれ、その皇国史観の凄まじさに戦慄しました。『戦争はイヤダ』どころか、上官(天皇)の命に従い、白兵戦でバタバタと死んでいった『世界最強』の日本軍人を育てた超国家主義教育は、昭和の天皇制軍部ファシズムの教育支配で始まったのではなく、明治当初の富国強兵政策の結果であることが分かったのです。

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