オラドゥール大虐殺の謎

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小学館, 1998 - 316 pages
英米連合軍のノルマンディー上陸四日後の1944年6月10日、フランス中南部の静かな小村オラドゥールで、ナチの武装SSによる住民六四二人の虐殺事件が起きた。当時ドイツは一切の情報を握り潰した。その動機は一切不明。報復か?示威行為か?その40年後の80年代、投資顧問会社を経営する英国人が、仕事中にフランスで逮捕され投獄された。原因は顧客に運搬を依頼された金塊にあった。その刻印RB(ドイツ帝国銀行)が、彼を悪夢の過去へと引き戻す。現代史最大の謎に挑んだ著者が探り当てた真相とは?話題沸騰の異色ノンフィクション。

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