第二次大戦のヘルキャットエース: 世界の戦闘機エース 19

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大日本絵画, 2002 - Reference - 105 pages
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グラマン社がワイルドキャット、アヴェンジャーとともに送り出したF6Fヘルキャットは、太平洋戦争の勝利にもっとも貢献した艦上戦闘機である。F4Fワイルドキャットの後継者であるヘルキャットは、太平洋戦争緒戦にF4Fパイロットが得た多くの戦訓を反映した機体であった。また、エンジンの信頼性は高く日本機と戦うに十分な速度があり、重武装で爆撃任務も行える汎用性の高いこの万能戦闘機は、頑丈であつかいやすく、空母での運用に適していた。艦隊への配備は1943年1月に始まり、9月には第6戦闘飛行隊が日本海軍の九七大艇を撃墜。これが対日戦勝利の日まで、米海軍の主力戦闘機として戦い続けたヘルキャットの初戦果となった。本書は1943年のラバウルの戦いに始まり、太平洋戦争の雌雄を決する年となった1944年のトラック島、マリアナおよび小笠原での戦いとレイテ沖海戦、続く1945年の沖縄戦、本土空襲作戦と、終戦の日まで日本陸海軍航空を圧倒し続けたヘルキャットの戦歴を追う。また、本機をノルウェーに停泊するドイツ海軍戦艦ティルピッツ攻撃に使用した、英海軍航空隊における運用も紹介する。

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