武道伝書を読む本書は、武道伝書の文意をただ読解するだけではなく、実際の武道実践や現代の教育問題、あるいは社会問題等と関係づけて、できるだけわかりやすく読み解くものである。二部から成り、第一部では、武道伝書を読む前提として、まず芸能の修業のうちに「道」という終生修行の伝統を確立した世阿弥の能楽論『風姿花伝』を採り上げた。第二部は、剣術以外の柔術、弓術、槍術、薙刀の思想を概観し、そのなかから若干の伝書を採り上げ解説する。 |
武道伝書を読む本書は、武道伝書の文意をただ読解するだけではなく、実際の武道実践や現代の教育問題、あるいは社会問題等と関係づけて、できるだけわかりやすく読み解くものである。二部から成り、第一部では、武道伝書を読む前提として、まず芸能の修業のうちに「道」という終生修行の伝統を確立した世阿弥の能楽論『風姿花伝』を採り上げた。第二部は、剣術以外の柔術、弓術、槍術、薙刀の思想を概観し、そのなかから若干の伝書を採り上げ解説する。 |