すぐわかるきものの美: 髪飾りからはきものまで

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東京美術, 2005 - Reference - 143 pages
現在の「きもの」の原形ともいえる「小袖」が、身分を問わず一般に着られるようになったのは、ちょうど歴史が中世から近世へ移り変わるころだが、その頃は小袖を重ね着して前を合わせ、帯でおさえるだけだったが、江戸時代を通じて実用・装飾など様々な理由から帯揚げや半襟などの小物が増えていき、現在の形になった。本書では、そういった小物類も合わせて、古いものは桃山時代から新しいものは平成まで、どのようなものが作られてきたか、その歴史・形・デザインを紹介する。

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