リニア新幹線が不可能な7つの理由

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岩波書店, 2017 - Electric motors, Linear - 64 pages
東京と関西を一時間で結ぶ超特急、リニア中央新幹線。さまざまな宣伝文句とともに、事業費10兆円を超す巨大事業が動き出した。だが、容易に解決のつかない多くの問題が、工事の前に横たわっている。この超巨大事業は、とてつもない負の遺産となって後世に遺されるかもしれない。リニア問題を追及してきたジャーナリストが、現場に足を運んでつぶさに検証し、7つの課題として整理する。

About the author (2017)

樫田秀樹(かしだひでき) ジャーナリスト.1959年,北海道生まれ.岩手大学卒業.コンピュータ関連企業勤務を経てフリーのジャーナリストに.取材やNGOスタッフとしての活動でアジア・アフリカ各地に赴く.著書に『“悪夢の超特急─リニア中央新幹線”(旬報社),『「新しい貯金」で幸せになる方法”(築地書館),『自爆営業”(ポプラ新書),編著書に『世界から貧しさをなくす30の方法”(合同出版)など.各誌に環境問題,社会問題,市民運動,人物ルポなどを寄稿.

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