憲法読本

Front Cover
岩波書店, 2014 - Reference - 288 pages
“憲法がはっきりと認めていることがらについて、憲法がはっきりと認めている方法でしか、権力者は政治を行うことができない”という立憲主義の解説から始まる、日本国憲法の定評ある入門書の最新版。現憲法は、近現代における人類の苦しみを克服しようとする原理・原則をもつ。人権保障、権力の民主化、平和主義など、その考え方を深く学ぼう。

Other editions - View all

About the author (2014)

杉原泰雄(すぎはら・やすお) 1930年,静岡県伊豆半島のおおひと町に生まれる.軍需工場へ動員されていた旧制中学3年のとき,空腹のなかで「8月15日」を迎え,戦争と平和の問題を考えざるをえなくなる.翌年,日本国憲法に出会う.1961年,一橋大学大学院法学研究科博士課程を卒業(法学博士).一橋大学教授,東海大学教授,駿河台大学教授を経て,現在,一橋大学名誉教授,駿河台大学名誉教授.専攻は憲法学.著書に,『国民主権の研究』『人民主権の史的展開』『憲法』『人権の歴史』『憲法の歴史』(以上,岩波書店)などがある.

Bibliographic information