矢野智司(やのさとじ) 現在、佛教大学教育学部教授、京都大学名誉教授。京都大学教育学研究科博士課程中退、教育学博士。『動物絵本をめぐる冒険――動物― 人間学のレッスン』(勁草書房、2002年)、『大人が子どもにおくりとどける40の物語――自己形成のためのレッスン』(ミネルヴァ書房、2014)、『幼児理解の現象学――メディアが開く子どもの生命世界』(萌文書林、2014年)、『京都学派と自覚の教育学――篠原助市・長田新・木村素衛から戦後教育学まで』(勁草書房、2021年)。
佐々木美砂(ささきみさ)高崎市立図書館図書館司書をへて現在は絵本研究者。梅花女子大学大学院文学研究科児童文学専攻修士課程修了。「絵本の楽しさの一考察――幼児向き『積み木型絵本』と『入れ子型絵本』を中心に」三宅興子先生退職記念論文集刊行会編『児童文学研究を拓く――三宅興子先生退職記念論文集』(翰林書房、2007年)、「R. コールデコットのトイブックスにおける出来事性――絵本に出来事を生起させるとはどういうことか(前・後編)」京都大学大学院教育学研究科臨床教育学講座『臨床教育人間学』第9・10巻(2008・2009年)。