見かたがわかればもっと面白い!日本絵画の教科書

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ナツメ社, 2023 - Language Arts & Disciplines - 208 pages
・海外でも大人気!クールジャパンの先駆け、浮世絵
・権力者の大きな力をそのまま描いたような、絢爛豪華な金碧障壁画
・墨の濃淡だけで美しい情景や豊かな精神世界を描き表した水墨画
・生き生きと人や動きを表現!マンガやアニメーションの原点ともいえる、絵巻など......

画材も画題も、魅力も幅広い日本絵画について、初心者向けに解説しています。
日本絵画鑑賞の入門におすすめの1冊です!

■これだけ知っておけば大丈夫!時代ごとの変遷や有名絵師をばっちり解説
鑑賞するうえで、まず知っておきたい
時代ごとの大まかな流れや有名絵師などの基本知識をしっかり解説!
絵師解説はイラスト入りの相関図付きなので、
師弟関係・ライバル関係などがわかりやすい!

■有名作品や画題を1点ずつ読み解く!見かたがわかると鑑賞がもっと楽しい
定番の有名作品からちょっと通な作品まで、170点以上を掲載。
描かれた背景や、注目すべき技法など、
知っていると鑑賞が断然楽しくなるポイントを紹介。
画題ごとの解説では、時代や画材の垣根を越えて作品を集め
その共通点やちがいについて深堀りしていきます。

■注釈、用語集付きだから初心者の方も読みやすい
はじめて日本絵画について知る人でもわかりやすいよう、
画材、技法のことから屏風の数え方まで
各ページの注釈や用語集でしっかりフォローしています。

About the author (2023)

古田亮(フルタリョウ) 東京藝術大学大学美術館教授。東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て、2021 年より現職。 専門は近代日本美術史。2004 年「琳派 RIMPA」展、07 年「横山大観」展、21 年「渡辺省亭」展など多くの企画展を担当。 著書に『俵屋宗達琳派の祖の真実』(平凡社新書)、『高橋由一日本洋画の父』(中公新書)、『日本画とは何だったのか近代日本画史論』(角川選書)、『横山大観近代と対峙した日本画の巨人』(中公新書)、編著に『教養の日本美術史』(ミネルヴァ書房)などがある。

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