女王ロアーナ、神秘の炎下, Volume 2

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岩波書店, 2018 - 280 pages
記憶は人間にとって最高の解決策というべきもので、時間は人間に対して流れ、流れた時間が過去になる。ぼくははじまりというものの驚異を堪能した―。記憶喪失のヤンボにあらゆる断片がまとわりつく...霧、霧、霧、コーヒー、あのメロディ、本、そして麗しのシビッラ!霧に隠されてしまった「流れた時間」を奪取すべく、彼は子ども時代を過ごした田舎の家の屋根裏に潜入する。驚嘆すべき女王ロアーナとの邂逅、ヤンボは帰還できるのか?

About the author (2018)

ウンベルト・エーコ(Umberto Eco) 1932 年,北イタリアのアレッサンドリアに生まれる.記号論や中世美学などにおける世界的知識人.評論・創作に幅広く活躍したほか,1980年に初めての小説『薔薇の名前』を発表,世界的ベストセラーになる.著書に『記号論』『永遠のファシズム』『完全言語の探求』『美の歴史』『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』『ウンベルト・エーコの小説講座』ほか,小説に『フーコーの振り子』『前日島』『バウドリーノ』『プラハの墓地』.2016年死去. 和田忠彦(わだただひこ) 1952年生まれ.東京外国語大学名誉教授.専攻はイタリア近現代文学,文化芸術論.著書に『声,意味ではなく』『タブッキをめぐる九つの断章』『遠まわりして聴く』ほか.エーコ,タブッキ,カルヴィーノをはじめ,多数の翻訳書がある.

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