ルポ京都朝鮮学校襲撃事件: 〈ヘイトクライム〉に抗して

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岩波書店, 2014 - Reference - 232 pages
「北朝鮮のスパイ養成機関!」「密入国の子孫!」「不法占拠!」―二〇〇九年一二月四日、昼休み中の京都朝鮮第一初級学校は、校門前に押しかけた「在特会」メンバーらの怒号で騒然となった。何人もの子どもが泣きじゃくるなか、一時間もの街宣が強行され、その後も二度のデモが繰り返された。保護者や教師たちはリスク覚悟で法的措置に踏み切る。先人から受け継いだ学校と、何よりも「子どもの尊厳」を守るために―過激化するヘイトデモ/ヘイトスピーチの一つの原点ともいえるこの衝撃的事件は、日本社会に何を問いかけるのか。保護者や教師、生徒、さらには弁護士や支援者らの証言を通し、四年間に亘る闘いの軌跡を再構築。彼、彼女らの「覚悟と決断」が拓いた地平を描く渾身のルポ。

About the author (2014)

中村一成(なかむらいるそん) ジャーナリスト.1969年生まれ.毎日新聞記者を経てフリー.在日朝鮮人や移住労働者,難民を取り巻く問題や,死刑が主なテーマ.映画評も執筆している.著書に『声を刻む在日無年金訴訟をめぐる人々』(インパクト出版会,2005年),『なぜ,いまヘイト・スピーチなのか――差別,暴力,脅迫,迫害』(共著,前田朗編,三一書房,2013年)など.

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