総力戦・帝国崩壊・占領

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蘭信三, 石原俊, 一ノ瀬俊也, 佐藤文香, 西村明, 野上元, 福間良明
岩波書店, 2022 - Reference - 278 pages
太平洋戦争という「総力戦」と戦後の「冷戦」は各地域にどのような社会変革をもたらし、変わる世界のなかを人びとはいかにして生き抜いたのか。大日本帝国の成立と崩壊が起こした移動と動員のダイナミズムに迫る

About the author (2022)

蘭信三(あららぎしんぞう) 1954年生.大和大学社会学部教授.歴史社会学,戦争社会学.『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(編著)不二出版,2008年など. 石原俊(いしはらしゅん) 1974年生.明治学院大学社会学部教授.歴史社会学,島嶼社会論.『硫黄島――国策に翻弄された130年』中公新書,2019年など. 一ノ瀬俊也(いちのせとしや) 1971年生.埼玉大学教養学部教授.日本近代軍事史・社会史.『東條英機――「独裁者」を演じた男』文春新書,2020年など. 佐藤文香(さとうふみか) 1972年生.一橋大学大学院社会学研究科教授.ジェンダー研究,軍事・戦争とジェンダーの社会学.『軍事組織とジェンダー――自衛隊の女性たち』慶應義塾大学出版会,2004年など. 西村明(にしむらあきら) 1973年生.東京大学大学院人文社会系研究科准教授.宗教学・文化資源学.『戦後日本と戦争死者慰霊――シズメとフルイのダイナミズム』有志舎,2006年など. 野上元(のがみげん) 1971年生.筑波大学人文社会系准教授.歴史社会学,戦争社会学.『戦争体験の社会学――「兵士」という文体』弘文堂,2006年など. 福間良明(ふくまよしあき) 1969年生.立命館大学産業社会学部教授.歴史社会学,メディア史.『「戦跡」の戦後史――せめぎあう遺構とモニュメント』岩波書店,2015年など.

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