メディアに操作される憲法改正国民投票

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岩波書店, 2017 - Reference - 64 pages
国民投票の帰趨を左右するのは広告宣伝、ここで改憲派は圧倒的に有利な状況にある。投票運動期間中のメディア規制がほとんどないのをいいことに、豊富な資金力をもとに巨大広告代理店=電通が一手に作成するテレビCMを大量投入できるのだ。国の将来を決める局面で、国民は、果たして公正な判断ができるのか?

About the author (2017)

本間龍(ほんまりゅう) 著述家.1962年,東京生まれ.博報堂で18年間,一貫して営業を担当.2006年同社退職.博報堂時代の経験から,原発安全神話を作った広告を調査し原発推進勢力とメディアの癒着を追及.また,東京オリンピックなど様々な角度から大手広告代理店のメディアへの影響力の実態を発信するなど,幅広く活動.主な著書に,『名もなき受刑者たちへ』(宝島社),『転落の記』(飛鳥新社),『電通と原発報道』『原発広告』『原発広告と地方紙』(以上,亜紀書房),『大手広告代理店のすごい舞台裏』(アスペクト),『原発プロパガンダ』(岩波新書)など.近刊に『電通巨大利権』(サイゾー).

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