ヴェネツィア: 美の都の一千年

宮下規久朗

岩波書店, 2016 - Language Arts & Disciplines - 236 pages

水の都ヴェネツィアは、たぐい稀な「美の都」でもある。千年以上にわたり独立を保ち「アドリア海の女王」と呼ばれた都市国家は、ティツィアーノらの天才画家を生み、ヨーロッパ中から一流芸術家が集まった。町のあちこちに息づき、いまも新しさを加えている建築や美術を切り口に、ヴェネツィアの歴史と魅力を存分に紹介する。

About the author

宮下規久朗 (みやしたきくろう) 1963年愛知県生まれ.東京大学文学部卒業,同大学院修了現在─神戸大学大学院人文学研究科教授,美術史家著書─『カラヴァッジョ──聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会,サントリー学芸賞受賞),『バロック美術の成立』『イタリア・バロック美術と建築』(以上,山川出版社),『カラヴァッジョへの旅』(角川選書),『カラヴァッジョ巡礼』(新潮社),『刺青とヌードの美術史──江戸から近代へ』(NHK ブックス),『カラヴァッジョ』(小学館),『食べる西洋美術史』『ウォーホルの芸術』『欲望の美術史』『美術の誘惑』(以上,光文社新書),『モチーフで読む美術史』『しぐさで読む美術史』(以上,ちくま文庫),『闇の美術史カラヴァッジョの水脈』(岩波書店)ほか多数

Bibliographic information

• Title: ヴェネツィア: 美の都の一千年; 岩波新書 新赤版
• Author: 宮下規久朗
• Publisher: 岩波書店, 2016
• ISBN: 4004316081, 9784004316084
• Length: 236 pages
• Subjects: Language Arts & Disciplines / Journalism