戦下の読書: 統制と抵抗のはざまで

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講談社, 2025 - Books and reading - 256 pages
子供はこっそり「悪書」に耽り、エリート学生は『善の研究』を通して「国体の本義」に自ら殉じていった――。

戦時下、人々は何を読み、何を考え、何になっていったのか。ベストセラーでも発行部数でもない、「読書調査」から掘り起こす、子供・勤労青年・女性・エリート学生たちの読書と生のリアル。統制と抵抗のはざまには、多様で複雑な読書と生の実践があった!

[目次]
はじめに思想統制という幻像
序章読書は国家のために?――読書調査と思想統制
第一章子供は見てはいけない――「悪書」の誕生
第二章勤労青年は何を求めたか――娯楽と修養のはざまで
第三章銃後女性の読書とその動員――忘れられた小説と忘れてはならない小説
第四章ファシズムとエリート学生との回路――愛と認識との行方
終章読書を掘り起こす――「見えない」読者を追って
おわりに読書傾向調査の系譜

あとがき

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