教養としての建築入門: 見方、作り方、活かし方

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中央公論新社, 2023 - Reference - 256 pages
美術館の意匠に感動し、憧れの旅館で心を癒す。名建築で過ごす時間はなぜ格別なのか。建築の見方と作り方を知れば、暮らしは快適になり、楽しみが増す。本書は、日本と西洋の建築史を一望し、観賞・設計・社会という三つのアプローチから建築を堪能する入門書。「機能」と「美」から分け入り、現代に至る建築の画期を読み解く。建築家の世界も惜しみなく紹介。あなたも建築通に。観光や街歩きの格好のガイドになる。

About the author (2023)

坂牛卓 1959年東京都生まれ.米カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修了.東京工業大学大学院修了.博士(工学).日建設計,信州大学工学部教授を経て,東京理科大学工学部建築学科教授.O.F.D.A.associates主宰.主な作品に「長野県信用組合本社ビル」,「するが幼稚園」,「リーテム東京工場」(第4回芦原義信賞),「松ノ木のあるギャラリー」(インターナショナル・アーキテクチャー・アワード2015),「運動と風景」(SD賞2017). 著書『建築の規則』(ナカニシヤ出版,2008),『建築の条件』(LIXIL出版,2017),『建築の設計力』(彰国社,2020),『会社を辞めて建築家になった』(フリックスタジオ,2023). 共訳書『言葉と建築』(エイドリアン・フォーティー,鹿島出版会,2005), 『人間主義の建築』(ジェフリー・スコット,鹿島出版会,2011),『白い壁、デザイナードレス』(マーク・ウィグリー,鹿島出版会、2021).

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