電力セキュリティ: エネルギー安全保障がゼロからわかる本

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株式会社 オーム社, Mar 26, 2022 - Technology & Engineering - 184 pages

再エネの急拡大、そして原子力の在り方が議論される今、エネルギーの「セキュリティ」を考える

「セキュリティ」という単語は、安全、保障、防護などの意味を持つ言葉ですが、電力・エネルギー分野におけるセキュリティは、変化する社会情勢に左右されることなく、エネルギーを安定的に、環境に優しく、かつ適切な価格で供給できるよう確保することです。

 本書では、エネルギーセキュリティの考え方といった基礎的なことから、エネルギー政策の変遷を、温暖化対策を軸に紐解くとともに、今後、一層の躍動が期待される新技術の動向などについて体系立てて説明し、2050年ゼロエミッションに向けたエネルギーセキュリティについて、どこよりもわかりやすく紹介します。〈有馬 純×市村 健 対談収録〉


このような方におすすめ

電力(電気)・エネルギー・環境分野に関わっている人、エネルギー問題に関心のある人、行政機関、学生


主要目次

■ Prologue 3E+Sの最適解を求めて

■ 1章 エネルギー政策基本法成立から20年

■ 2章 2050ゼロエミッション-京都議定書とパリ協定から読めるメッセージ

■ 3章 エネルギー安全保障に資する脱炭素の切り札はあるのか

■ 4章 対談 有馬 純× 市村 健 「ニッポンの電力危機を回避せよ!未来への提言」 

■ Epilogue 導かれる解

 

Contents

Prologue3E+Sの最適解を求めて
4
1章エネルギー政策基本法成立から20年
11
多元方程式解明の前提となる3つの重いファクト
12
2021年冬の需給ひっ迫を予言した電力人
24
エネルギー安全保障を因数分解する
29
第6次エネルギー基本計画を読み解く
47
2章 2050ゼロエミッション京都議定書とパリ協定から読めるメッセージ
57
章の始めに
58
基本政策分科会で示された2050年ゼロエミッションシナリオを読み解く
84
3章エネルギー安全保障に資する脱炭素の切り札はあるのか
95
革新原子力はタブーを乗り越えられるか
97
洋上風力の可能性日の丸風車メーカー構築への気概
107
2次エネルギーである水素と水素エネルギーとしてのアンモニア
120
フレキシビリティマネジメントとアグリゲーター
130
4章対談有馬純市村健
149
ニッポンの電力危機を回避せよ未来への提言
150

その1京都議定書
59
その2パリ協定
70
IEA2050NZE工程表その理想と現実
78
Epilogue導かれる解
176
奥付
184
Copyright

Common terms and phrases

About the author (2022)

市村 健(いちむら たけし)

エナジープールジャパン(株) 代表取締役社長 兼CEO

慶應義塾大学商学部卒。アメリカ・ジョージタウン大学院MBA 修了。1987 年東京電力(株)入社。本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、世界原子力協会(本部ロンドン)事務局を担務の後、本店総務部にて広報渉外・官庁調整・危機管理業務など17 年にわたり従事。その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草にも携わる。2014 年東京電力を退社。同年シュナイダーエレクトリック(株)DR 事業部ディレクター(エナジープール日本法人設立統括)。2015 年より現職。併せて、資源エネルギー庁ERAB 検討会・委員、電力広域的運営推進機関調整力及び需給バランス評価等に関する委員会、同機関需給調整市場検討小委員会、資源エネルギー庁次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会・オブザーバーを務める。

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