ルドルフ・シンドラー

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鹿島出版会, 2023 - Reference - 308 pages
生涯をかけて「スタイル」に回収されない「空間建築」を企図しつづけたシンドラー建築の魅力に迫る。
本書は1999年に小社より刊行された『ルドルフ・シンドラー カリフォルニアのモダンリビング』の改訳新版です。

「シンドラーは負け犬である。負け続けた建築家である。しかしその負け方のなかに僕は魅力を感じ、そして大きな可能性を感じるのである。......しかし、本当のところ、勝負はまだ終わっていないのである。......シンドラーの非形式性のなかに、われわれは多くのヒント――次なる建築を拓くための多くのヒントを見出すことができるのである。」――隈研吾(序文より)

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About the author (2023)

末包伸吾 1963年大阪府生まれ。1986年神戸大学工学部建築学科卒業。1989年ワシントン大学大学院建築・都市計画学部建築学科修了(建築学修士)。1990年神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修了(工学修士)。1990~1994年鹿島建設株式会社建築設計本部建築設計部。1994~1999年神戸大学工学部建設学科助手。一九九六年、博士(工学)(神戸大学)。1999~2009年神戸大学工学部建設学科(建築学科)助教授・准教授。2009~2014年関西大学環境都市工学部建築学科教授。2014年~神戸大学大学院工学研究科建築学専攻教授。

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