懐疑主義の勧め: 信頼せよ、されど検証せよ

Front Cover
勁草書房, 2023 - Reference - 324 pages
ヨーロッパ価値観研究と世界価値観調査に基づき、過度な冷笑主義にもやみくもな軽信性にも陥らない懐疑的信頼の重要性を示す。

About the author (2023)

ピッパ・ノリス(Pippa Norris) 比較政治学者。ハーバード大学で30年以上教鞭を執り、現在は同大ケネディ・スクールのPaul F. McGuire講師。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で政治学の博士号を取得。エジンバラ大学、ウォーリック大学、ロイファナ大学、ベルゲン大学から名誉博士号を授与されている。世界各国の世論と選挙、政治制度と文化、ジェンダー、政治コミュニケーションなどを研究しており、Electoral Integrity ProjectおよびGlobal Party Surveyのディレクターほか、役職多数。 山﨑聖子(やまざきせいこ) 電通総研研究主幹。世界価値観調査の日本主宰および科学諮問委員会理事。慶應義塾大学大学院法学研究科国際公法修士。東京大学客員准教授、帝京平成大学講師などを歴任。世界の人びとの意識や価値観の変化をふまえ、社会動向を分析・研究。共著書に『日本人の考え方世界の人の考え方II──第7回世界価値観調査から見えるもの』(勁草書房、2022)、『世界主要国価値観データブック』(同友館、2008)、訳書に『文化的進化論』(勁草書房、2019)『宗教の凋落?』(勁草書房、2021)他。

Bibliographic information