松江城

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創元社, 2023 - Reference - 160 pages
実戦を想定してつくられた松江城の防御の秘密。国宝の現存天守には、信長・秀吉・家康に仕えた堀尾吉晴の城攻めの経験が生かされている。鉄壁の守りを誇る構えや、籠城戦も可能とした遺構をめぐる。松江城を深く知る手がかりは城下町。本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。堀尾吉晴が築いた町割りを中心に、京極・松平氏のもとで水運とともに発展した町をめぐる。「雲州松江の文化」も楽しむ。汽水湖である宍道湖へ延びる水路と、大名茶人・不昧公によって独自の文化が育まれた松江。城めぐりをしたあとには、江戸時代から続く文化を味わう。『秘密結社鷹の爪』作者・FROGMAN氏のインタビュー。城と城下町に秘められた本当の魅力を知るには、地元の達人に教わるのがよい。自身の作品でも松江を盛り上げるFROGMAN氏に、松江城と城下町の見どころを聞いた。

About the author (2023)

西島太郎(にしじま・たろう) 追手門学院大学文学部人文学科教授。1970年、滋賀県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。2010年からの約12年間、松江歴史館の学芸員を務め、2022年から追手門学院大学に着任。おもな著書に『松江・城下町ものがたり』(戎光祥出版)、『松江藩の基礎的研究』(岩田書院)、『史料纂集朽木家文書第1・2』(八木書店)などがある。

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