れんきんじゅつのれきし : ひめたるわざのしそうとずぞう: 秘めたるわざの思想と図像

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創元社, 2023 - Reference - 288 pages
金にあらざる物質を用いて金を精製する錬金術は、古代より人類が追求した見果てぬ夢だった。完全性と永遠性を象徴する金の性質から、錬金術は不老不死の思想とも結びつく。本書ではエジプトの冶金術から中国の錬丹術、アラビアの錬金術を経てルネサンス期に隆盛を見た西洋錬金術の歩みを、摩訶不思議な奥義書の図像とともに紐解いていく。西洋の歴史、思想と密接に並走する錬金術の謎を解き明かす決定版。

About the author (2023)

池上英洋(いけがみ・ひでひろ) 美術史家・東京造形大学教授。1967年広島県生まれ。東京藝術大学卒業・同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に『ルネサンス歴史と芸術の物語』(光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ生涯と芸術のすべて』(第四回フォスコ・マライーニ賞受賞)、『西洋美術史入門』『死と復活』(以上、筑摩書房)など。日本文藝家協会会員。

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