交響する経済学: 経済学はどう使うべきか

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筑摩書房, 2022 - Reference - 400 pages
世の中には名だたる経済学の古典がいくつもある。しかしケインズは、経済学者であるからには学術専門書ではなく、パンフレットのようなものを書くべきだと述べた。経済学者は日々変化する経済情勢をつかみ取り、それに対処し続けなければならないと考えたからだ。本書では経済政策の表舞台に立った当のケインズをはじめ、スラッファ、シューマッハー、ミュルダール、セン、ハロッド、都留重人らによって書かれた様々な問題への、今こそ注目すべき処方箋を紹介。あわせて無数に枝分かれした各経済学派の特徴と、その目指すところも解説する。経済学に興味のあるすべての人へ。学芸文庫オリジナル。

About the author (2022)

中村達也(なかむら・たつや)1941年秋田県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。沖縄大学、千葉大学、中央大学で教鞭を執った。現在中央大学名誉教授。著書に『市場経済の理論』(日本評論社)、『ガルブレイスを読む』(岩波現代文庫)、『歳時記の経済学』(岩波書店)などが、訳書に、ジェイン・ジェイコブズ『発展する地域衰退する地域』J.K.ガルブレイス『満足の文化』、ハイルブローナー『私は、経済学をどう読んできたか』(ちくま学芸文庫)などがある。

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