おはよう、水晶: おやすみ、水晶

Front Cover
筑摩書房, 2008 - 317 pages
その名前はろむる、水晶の髪、昆虫の翼、種族名、ヒトトンボ、天人星、夏王子、とも書く。性質は非情、楽器を鳴らす。その卵はフェリーにより、千葉に運ばれた、人の記憶に入り込み、「ともに暮らす」。彼との別れに関する警告と注意。世界と対峙する内面の静かな朝...悲しみを超克する水晶の覚醒。

Bibliographic information