みすてりい

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東京創元社, Oct 18, 2024 - Fiction - 343 pages

神秘を探求する高踏詩人、

「もっとも特異な存在」と評された異色の探偵作家、

「五大捕物帳」のひとつを書き続けた人気時代作家、

ショートショートの先駆者、

戦後探偵小説を支えた出版人。

類稀なる才人・城昌幸が

謎と郷愁の世界に誘う掌篇傑作選全2巻


終電間近の駅で目撃した空中遊行術の奇蹟。退屈病患者がある夜出会った猟奇商人の奇妙な提案。果知れぬ曠野を埋め尽くす赤ン坊の群れ。高い高い絶壁の上から見下ろす異形の怪物。自分の生涯を完璧に計画した男の最後のたくらみ。江戸川乱歩が「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と評した異才、城昌幸の珠玉の傑作を集めた自選集『みすてりい』全篇を完全収録。秘密結社に追われる男たちの運命を描いたデビュー作「脱走人に絡る話」とその続篇「仮面舞踏会」、城左門名義の散文詩的作品等を増補した。


【目次】

Ⅰ みすてりい

艶隠者

その夜

ママゴト

古い長持

根の無い話

波の音

猟銃

その家

道化役

スタイリスト

幻想唐艸

絶壁

花結び

猟奇商人

白い糸杉

殺人婬楽

その暴風雨(あらし)

怪奇製造人

都会の神秘

夜の街

死人の手紙

模型

老衰

人花

不思議

ヂャマイカ氏の実験

不可知論

中有の世界

跋=江戸川乱歩

あとがき


Ⅱ 補遺・その他の短篇

根の無い話 B・C

幻想唐艸 第三話 思い出

脱走人に絡る話

仮面舞踏会

譚(ものがたり)

五月闇

たぶれっと


解説=長山靖生

初出一覧・編集後記

About the author (2024)

1904年東京生まれ。本姓稲並。詩人城左門として出発した後、1925年「秘密結社脱走人に絡る話」を〈探偵文藝〉、「その暴風雨(あらし)」を〈新青年〉に発表、幻想掌篇の名手として活躍。戦後は宝石社社長を務め、「若さま侍捕物手帖」シリーズも人気を博した。79年没。

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