大震災後の海洋生態系: 陸前高田を中心に

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雄山閣, 2022 - Literary Collections - 269 pages
1991年以降急速に漁獲量が減った日本の漁業は、2011年の東日本大震災で大きな痛手を負った。特に岩手・福島・宮城は地震と津波による直接的な被害、その後の風評被害や復興・防災事業による環境変化・破壊によって震災以前には戻れていない。広田湾と気仙川周辺の水質などの詳細な科学的調査報告を基礎に、欧米各国の漁業への取り組みや世界の食品卸売市場を通し、豊かな海を取り戻し、後世に繋いでいくための方法を探る。

About the author (2022)

小松正之(こまつまさゆき) 1953年岩手県生まれ。水産庁参事官、独立行政法人水産総合研究所理事、政策研究大学院大学院教授等を経て、一般社団法人生態系総合研究所代表理事、アジア成長研究所客員教授。FAO 水産委員会議長、インド洋マグロ委員会議長、在イタリア日本大使館一等書記官、内閣府規制改革委員会専門委員を歴任。日本経済調査協議会「第二次水産業改革委員会」主査、及び鹿島平和研究所「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障に関する研究会」主査。 6月から日本経済調査協議会「第三次水産業改革委員会」委員長・主査。 著書に『クジラは食べていい!」(宝島新書)、『国際マグロ裁判』(岩波新書)、『日本人の弱点』(IDP新書)、『宮本常一とクジラ』『豊かな東京湾』『東京湾再生計画』『日本人とくじら歴史と文化増補版』『地球環境陸・海の生態系と人の将来』『地球環境陸・海の生態系と人の将来世界の水産資源管理』『日本漁業・水産業の復活戦略』(雄山閣)など多数。

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