越境者ラデク: ロシア革命までの東欧世界 1885-1917

Front Cover
現代書館, 2026 - Reference - 880 pages
20 世紀の前期、ロシアとドイツの革命を股にかけたポーランド・ユダヤ人の革命家でジャーナリストのカール・ラデク(1885-1939)の半生を描く。ラデクは、生まれ育ったオーストリア= ハンガリー帝国東部のレンベルク(今日のウクライナ西部の都市リヴィウ)を皮切りに、ポーランド、スイス、ロシア、ドイツにまたがる領域を往来した冒険的な越境者・バガボンドである。また、ケストラーの小説『真昼の暗黒』主人公のモデルの一人であり、前衛芸術運動ダダの命名者との説もある。東欧の都市を舞台に500 人以上の人物を登場させ、大河的な歴史物語として完成させた本邦初のラデク伝! ヨーロッパに新たな壁が生まれつつある今、本書は、その壁を乗り越える歴史的想像力の土台となる。

Bibliographic information