日本の婚礼衣裳: 寿ぎのきもの

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東京美術, 2021 - Reference - 185 pages
新発見も含めた、日本の女性婚礼衣裳史の決定版。祈りと喜びの感情に満ちあふれた婚礼の儀式が、もっとも美しく洗練された形で行われていた江戸時代から近代初期にかけての女性の婚礼衣裳やしつらえについて、豊富な資料図版とともに歴史的な変遷をたどる。

About the author (2021)

長崎巌(ながさき・いわお) 共立女子大学家政学部教授/同大学博物館館長。専門は日本染織・服飾史。世界の美術館が所蔵する日本染織品の調査・研究をライフワークとしている。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程芸術学専攻単位取得修了。東京国立博物館学芸部工芸課染織室長を経て、2002年より現職。2005年、きもの文化賞受賞。『きものの裂とことば案内』(小学館、2010年)、『Kimono Beauty』(東京美術、2013年)をはじめ日本染織に関する著書が多数ある。

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