英国人青年の抑留日記: 戦時下日本の敵国人抑留所

Front Cover
敵国人抑留の日々の生活誌
日本で生まれ育ったイギリス国籍を持つ青年・Sydは、1941年12月8日、戸塚警察特高課により拘束・抑留される。抑留期間中の1944〜45年の彼の日記には、内山抑留所(神奈川)の実態が生々しく綴られている。

The vivid diary of a young British man born and raised in Japan during the Pacific War, kept in an internment camp.

About the author (2021)

シディングハム・イーンド・デュア(Sydengham Yeend Duer) 1919年1月18日東京都生まれ。40年東京慈恵会医科大学に入学。1941年太平洋戦争が開戦し、拘束、抑留される。45年の終戦に伴い抑留生活から解放され、慈恵医大に復学。49年に卒業。50年に医師免許を取得し、以降、整形外科医となる。1990年1月10日死去。

Bibliographic information