読書人カレッジ2021: 大学生のための本の講座小社では2021年度より、日本財団さんとの共同新事業「読書人カレッジ」を立ち上げました。本事業は大学生の読書推進活動として、本の専門家である作家や研究者、書評家の方々に、各大学で「読書」に関する講義を行っていただく試みです。 どのように本を選び、読んで考え、その内容を伝えるのかに悩む大学生のために、書評紙「週刊読書人」にご登場いただいている作家、研究者、批評家に講義を行ってもらいました。本書は、2021年度の1年間に行われた11講座の講義録です。 ◆目次 田原総一朗「いま話したいこと、伝えたいこと」 小林エリカ「記憶、過去、歴史、時間、放射能 ―― 目に視えないものをえがくこと」 佐々涼子「ノンフィクションの醍醐味と自由な精神」 木村友祐「さまざまな世界を知り、孤独を取り戻すために本を読む」 奥野克巳「文化人類学者の文学修行」 長瀬海「書評とは何か ―― その役割と書き方」 温又柔「本と出会おう、言葉と出会おう、仲間と出会おう!」 宮台真司「民主主義に意味はあるか」「権威/市場主義化する世界の中で」ほか |



