読書人カレッジ2021: 大学生のための本の講座

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読書人, Mar 31, 2022 - 290 pages
小社では2021年度より、日本財団さんとの共同新事業「読書人カレッジ」を立ち上げました。本事業は大学生の読書推進活動として、本の専門家である作家や研究者、書評家の方々に、各大学で「読書」に関する講義を行っていただく試みです。
どのように本を選び、読んで考え、その内容を伝えるのかに悩む大学生のために、書評紙「週刊読書人」にご登場いただいている作家、研究者、批評家に講義を行ってもらいました。本書は、2021年度の1年間に行われた11講座の講義録です。

◆目次
田原総一朗「いま話したいこと、伝えたいこと」
小林エリカ「記憶、過去、歴史、時間、放射能 ―― 目に視えないものをえがくこと」
佐々涼子「ノンフィクションの醍醐味と自由な精神」
木村友祐「さまざまな世界を知り、孤独を取り戻すために本を読む」
奥野克巳「文化人類学者の文学修行」
長瀬海「書評とは何か ―― その役割と書き方」
温又柔「本と出会おう、言葉と出会おう、仲間と出会おう!」
宮台真司「民主主義に意味はあるか」「権威/市場主義化する世界の中で」ほか

About the author (2022)

田原総一朗=ジャーナリスト。著書に『戦後日本政治の総括』『堂々と老いる』など。 小林エリカ=作家、漫画家。著書に『トリニティ、トリニティ、トリニティ』『光の子ども 1~3』など。 佐々涼子=ノンフィクション作家。著書に『エンジェルフライト』『紙つなげ!』など。

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